海南新聞
1894(明治27)年
7月11日
老馬新聞

1894(明治27)年7月11日


雑報


●軍用電信の架設
軍用電信は目下我軍隊警固しつ丶架設し居れり 仁川釜山間は一日四里づ丶架設の見込みなりとえへり

●抜刀隊
豊公征韓の日に日本刀の光芒韓山に閃きたるは言ふまでものなく 碧蹄関下遼東第一の精兵と聞こえたる李如松が手兵をも斬りなびけてより 彼等が日本刀を恐るるの情今に失せざれば之を利用して万一開戦の日に至らば抜刀隊を組織して朝掛け夜撃不意撃等奇を用ゐるに供せんに奇功多かるべしと こ丶に元の警視庁に在りて
西南の役に従へるもの発企し 抜刀隊を組織せんとの計画在り 地方警察部内にも同様の意見を有するものありて問合せたるもの多しと云ふ