海南新聞韓国関係記事
2009年1月26日 月曜日
1894(明治27)年08月02日付

在内兵家族の救恤

現役兵の派遣に応ずべき予定あるヶ所には予備後備を召集し、之れを召集地に屯集せしむ、現に十旅団(*広島第十師団か)に於ては曩日(*じょうじつ=さき)に予備を召集し 今回又徳島より香川より高知より県下より召募に応じたる後備兵集りて松山にあり、其中に就きて内情を聞く時は、我輩甚だ気の毒に耐えざるものなきにあらず、就中後備にあるものは解隊後多くの年所を経、既に家をなせしもの十の八九に居る、而して或は老母の薬餌に差支るあり、或は妻子の糊口に苦しむあり、国家の為めには内事を顧みるに暇あらずと雖ども、其家族の心情を察する時は実に愍諒すべきものあらん、吾人は之れが救恤の小策を弄せず講ぜざるべからず (略) 在外兵固より慰労すべしと雖も、在内兵の家族又救恤すべきの必要あるを唱道せずんばあらず