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  1999年11月08日(月曜日)
9年前(最高時)の36.4%

 松山東雲中高等学校が風雲急を告げているらしい。

 実際、この学校は、忘暮楼などが見ても、相当深刻な状況にある。松山東雲の生徒数の動きを見ておこう。    
高校 中学 合計
平成2年度 1362名 91名 1453名
平成3年度 1279名 104名 1383名
平成4年度 1218名 108名 1326名
平成5年度 1088名 129名 1217名
平成6年度 1046名 127名 1173名
平成7年度 933名 118名 1051名
平成8年度 813名 93名 906名
平成9年度 667名 82名 749名
平成10年度 517名 86名 603名
平成11年度 416名 78名 494名

 今年度は9年前(最高時)にくらべると36.4%まで落ちこんでいる。松山市は少子化のなかでも社会増による人口増加が続いている地域。一等地にある伝統校・松山東雲のこの生徒減少は尋常ではない。

 忘暮楼の知る松山東雲の教員は、優秀で、個性的で、純粋な人がほとんどだ。教員の意見を十分汲み上げる体制があればこの学校は必ず再生できると思う。

 こんなとき管理職は、教員を締め付けることで危機を乗り越えられると安易に考えがちだが、命令や押しつけは絶対に職場の活力を生み出せない。そもそも、一人や二人の管理能力で克服されるような問題ではない。

 再生の要は、自主性・創造性に裏打ちされた教職員の団結しかない。廃校寸前の学校を教職員の団結で再生させた経験は全国に数多く蓄積されている。私学人の力の見せ所でもあろう。再生を期待している。


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