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  1999年11月05日(金曜日) 晴れ
トイレ掃除

 今日から職場のトイレ掃除を再開した。生徒用のトイレで、number one用が19基、number two用が3部屋ある。

 当番のクラスは決まっているが、いまどきの生徒に心のこもったトイレ掃除は期待できない。それに、放課後に掃除しても、そのあと野球部やラグビー部の生徒たちが、疲労困憊した体で濃い?排泄物を放出するので、朝にはもう結構汚れている。生徒たちが朝やってきたとききれいなトイレで迎えてやりたい、と思って始めたことだった。

 一昨年まで数年間忘暮楼がやっていたのだが、思うところあって、去年からは使う野球部にお願いしていた。部長さんも忘暮楼の気持ちを理解してくれて、1年生ではなく、2年生に掃除を担当させた。トイレ掃除を下級生に押し付けたり、罰作業にしたりするのは教育的(余り好きな言葉ではない)ではない、と思っていたのでこれはありがたかった。

 野球部員たちはよくやってくれて、夏休みなどの長期休暇明けなど number one 便器が黄色くなってしまっているのが常だったけど、これが結構きれいで、ちょっと手を入れると真っ白になる。

 しかし、2年目になると、野球部員も飽きてきたのか、最近はイマイチ。便器に古いウンコがこびりついているし、掃除道具も乱雑に扱われている。こんな状態になると生徒にリセットを頼むのは無理。そこで、忘暮楼が再登場と言うわけだ。

 今朝、取りかかってみると、なんと大便器の一つがつまっている。水を流すと満水になる。これは生徒ではどうもならんなあ。

それで
―⊂
のようなかっこうをした「便器詰まり貫通器」(正式の名前があるんでしょうねえ)を持ってきて挑戦。押さえておいて引きぬくと、古いウンコが帰ってくる。何度も何度もやっているうちに、「ゴボ!ゴワーゴワー!」と貫通。やれやれ。大変な朝だった。

 職員室に帰って先輩にこの話しをすると、「あんたはそれをようやるなあ」と感心してくれた。

 以前にも触れたような気がするが、忘暮楼はこの手のことは平気である。ウンコが汚い、とそれほど感じないのである。

 それは、小学校の用務員をしていた母親が毎日学校の非水洗トイレの掃除をしていたから。小さいころの体験と言うのは57歳になってもまだ影響するんですねえ。


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