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  1999年10月28日(木曜日) Fair
朝鮮支援

 先日、朝鮮学校の関係者と一杯やりました。朝鮮学校への公費補助問題や松山・日本コリア協会との交流の活発化、忘暮楼の来夏の朝鮮旅行などが話題でした。

 一杯のつもりが、話があちこちに盛り上がり「イーッパイ」になってしまいました。帰宅は朝の一時半。さすがに1日頭がかすんでいました。

 忘暮楼はこの数日の間に、朝鮮への対し方をかなり軌道変更しています。

 学生時代(1960年代)のKOREA観は、「すばらしい北」と「胡散臭い南」といったものでした。それがいつのころからか、誘われて「チュチェ思想」学習会に顔を出したころからだったと思いますが、韓国旅行の面白さを味わったこともあって、「南への入れ込み」「胡散臭い北」と変わってしまったのでした。どちらにしてもバランスが取れていない点では同じことでした。

 さて、忘暮楼は[在日ML]というメーリングリストに入れてもらっています。そこで、「民族学校」が話題となった時期がありました。忘暮楼もこの機会を利用させてもらって次のような質問をしました。  

忘暮楼です、こんばんわ

民族学校の件でいつまでも引っかかっていることがあります。この際ご教示をお 願いします。

小生私立学校に勤務していますので私学助成の拡充については常々関心も持ち、 出来る範囲の運動参加も続けてきました。

この運動は国民の教育権の保障という観点が大切じゃないかと思ってきたのです が、そうなると韓国朝鮮民族学校を支える父母は文字通り親の教育権でもって学 校を支えているわけですから、是非支持もしたいし、応援もしたいのです。

しかし、そのとき引っかかるのが、学校にかかっている「偉大なる金日成首領さ ま万歳」というスローガンです。

これを見ると、そんなに首領が偉大なら、日本人の出る幕はないのじゃないか、 自分達でやってもらったほうがいいのかなあ、とツイ思ってしまうことがあるの です。

小生の勘としては、小生の考え方のどこかに間違いがあるんじゃないかな、とは 思ってはいるのですが、どうも気持ちがスッキリしません。ご意見をお聞かせも らえませんか。

時節柄御自愛専一に

忘暮楼 @ Onoue Mamoru
mato55@aa.mbn.or.jp

 MLの会員のみなさんから早速ご意見を頂きました。それらのご意見をここで紹介したいのですが、MLないの書き込みをむやみにMLの外に持ち出すのはやはり慎むべきでしょうね。

 それで結論をいいますと、それらのご意見をうかがいながら、

胡散臭さ」などを理由として子どもたちの未来のために努力しないというのは人間として間違っている
と思うようになったのでした。「胡散臭さ」を感じなくなったのではなく、そういう「臭さ」は子どもには関係ないと割りきるべきだを思うようになったわけです。

 台湾の地震のとき、すぐ郵便局へ行って日本赤十字を通じて送金してもらったのですが、この時も、同じことが朝鮮民主主義人民共和国の子どもたちにできていない自分にかえって「胡散臭さ」と感じたものでした。

 そんなことがあって、先日の朝鮮学校関係者との交流を準備したのです。

 さらに、今月から毎月、小額ですが、「北朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン(HANK)」経由で「国際連合世界食糧計画(WFP)」の北朝鮮人道援助活動へ送金していくつもりです。


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