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  1999年10月23日(土曜日) 晴れ
「家計急変者」

 愛媛私教連執行委員会に出席。

 いよいよ今年の私学公費助成3000万人署名運動のスタートである。愛媛の「3000万署名」は県下最大規模の署名運動となっており、今年も県政史上最高の署名数を更新する構えである。

 忘暮楼は、歴史的にはこの運動の提唱者の一人(^^i)であるにもかかわらず、口は立つが実際の活動はどうも苦手。いつでも、みんなの最後尾にくっついているという情けない状態だ。

 今年の運動のスローガンには「不況から子どもをまもろう!」が入っている。不況の影響は深刻である。

 今年、初めて使われる言葉が「家計急変者」である。倒産やリストラのために親が失業し、子どもの通学ができなる、というケースが頻出しているのだそうである。

いかにもこなれない命名であるが、教員は日常の生徒指導においても、こう言う子どもたちの存在を前提にして対処しなければならないということだろう。各地で、家計急変者を授業料減免措置などで支援する運動が展開されているようだ。

 おりしも今日の愛媛新聞には「自殺遺児」という見なれない言葉が使われていた。「自殺遺児急増 1万2000千人」という見出しである。

 「あしなが育英会」の調査によると、親の自殺による遺児が急増しているそうである。昨年はその数が、交通遺児の4倍にのぼったというから深刻である。1993年ではこれが2倍ちょっとだった。昨年は、一日平均32人の子ども自殺遺児になったのだという。

 警視庁によると、1998年1年間の自殺者数は、前年より35%も増えて3万2863人となった。原因・動機の第1位は「病苦など」(全体の三分の一)であるが、第2位の「経済・生活問題」が、前年比70.4%増、「経済・生活問題」での自殺者の60%は四〇代と五〇代が染めているそうだ。

参考資料をいくつか

秋田大吉岡尚文先生の研究によると40代、50台の自殺の増加はかなり以前から現れていたようです。
〇実際に生徒の家庭が「クレジット・サラ金問題」で苦闘しているときは、全国クレジット・サラ金問題対策協議会を紹介するのもいいでしょう。

 


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