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  1999年10月6日(水曜日) 秋晴れ 暑い 夜、雨
ファットマン現象

 松山祭り。今年は金木犀の花がまだ咲いていない。猛暑のせいか。

 さて、東海村の重大事故の後で、また不謹慎なことを言ってしまうのだが、「臨界状態」という言葉から、「学級崩壊」を連想したひとはいなかっただろうか。

 中性子をストレスに置き換え、ウランを子どもの心に置き換える。密集した子どもの集団のなかの一人の成員にストレスがかかると、その成員がこんどは別の成員にストレスを与え、さらにそのストレスが広がり…と言う風に繰り返され、教室にストレスが満ち満ち続ける。これが教室の臨界だ

 実際に臨界状態を停止するには、中性子を外部へ放出しなければならない。ジェーシーオー(株)では、容器のまわりを包んでいた冷却水を抜いた。これは、水が中性子を反射して容器の中へ返してしまうからである。1回3分以内という作業を繰り返して何とかこれに成功し、中性子の放出が始まり、臨界状態が解消された。

 ところが、アメリカでの事故だったか、やっと未臨界状態におさまったところへ、肥満体の技術者が近づいたところ、またしても臨界事故が起こってしまった、というケースがあったらしい。

 ヒトはオスで体重の60%、メスで55%が体液だそうだ。つまり水分だ。100キロの体重のヒトだと70キログラムくらいの水分を含んでいるのかなあ。

 ともかく、その体液が中性子を反射して、臨界を再発したというのだ。これを fat man(デブッチョ)現象という。

 さて、臨界状態の子どもたちが発する中性子を、ひょっとして教師というfat manが反射しているのではなかろうか。学級崩壊の原因もこんな構造に原因があるのかもしれない。忘暮楼の寝ぼけ頭の連想であった。


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