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  1999年9月7日(火曜日)
教員の「サービス残業」 総集編(β版)

 以前、教員の勤務時間外のクラブ指導の手当ての問題に触れました。この件については若い先生方からご意見メールをいただきました。ありがとうさんでした。

 寄せられたご意見からも分かることは、予想通り、教員によって部活指導の受け取り方(熱心不熱心ということではなくて、教員のしての全生活の中での位置付けですね…)に相当の違いがあるということです。

 子どもたちが喜ぶ姿をみるのがうれしくて、それだけのためにがんばっている教員もいましょうし、自分への評価を高めたいばかりに家族の生活を犠牲にしているきょういんもいましょう。たんなる校務分掌のひとつと受けとってそれなりにやっている人もいましょう。

 これだけの差がありますので、主観的な「部活観」を云々している限り、この問題の統一的解決はできないでしょう。統一的解決のためには、

  • 勤務時間内の補習授業
  • 休業中の補習授業や部活動
などとの整合性をもった客観的な基準がいります。

 忘暮楼の提案として次のような基準を設定してみました。なにしろ部活オンチの忘暮楼ですので、足りないところが卓さんあると思います。ご意見をお願いします。

  1. 労働者の健康の保持・増進家庭生活を含む人間らしい生活の維持地域社会の活動への参加の保障のために、労働強化や時間外・休日労働を極力避ける。
  2. 部活指導について、最低週に1日の休養日を設置する。
  3. 所定労働時間内の通常の職務の対価は基本給である。
  4. 部活動はオプショナル・サービスであるから通常の職務ではない。
  5. 補習授業はオプショナル・サービスであるから通常の職務ではない。
  6. オプショナル・サービスの勤務については、「同一労働同一賃金」の考え方から、手当支給によってバランスを取る。
  7. 部活及び補習に対する手当は同水準とする。
  8. 休業中の補習授業・部活指導についても上と同様の扱いとする(休業日は休日ではない)。
  9. 勤務時間外、および休日の補習授業・部活指導については必要最小限とし、その対価は労働基準法の水準以上とする。


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