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  1999年7月21日(水曜日) 曇り
韓国の国民指紋押捺制度

年表的にまとめておく。

1968年 朝鮮民主主義人民共和国武装工作員の大韓民国大統領官邸襲撃(未遂)事件を契機に、住民登録証制度とともに指紋押捺制度が導入された。
1997年 住民登録法に指紋押捺制度が明記された。
指紋押捺制度の内容
  • 対象は満17歳以上の全国民
  • 住民登録証発給申請の際、両手十指の指紋採取が義務付けられている。
  • 住民登録証には、右手親指の指紋が印刷される。
1990年 「犯罪捜査の迅速化」のために全国民の指紋のコンピュータ入力を開始
1999年
7月1日
住民登録証更新時期にあたり。、「指紋押捺拒否運動本部準備委員会(民主社会をめざす弁護士会・参与連帯・YMCAなど)」が指紋押捺制度廃止を求める第一回集会を開いた。
1999年
7月18日
警視庁は九〇年から始まったコンピュータ入力作業が進み、現在までに、男性は33歳までの約800万人、女性は25歳までの約370万人の指紋の入力を終了した、と発表。
1999年
7月19日
指紋押捺制度廃止を求める2回目の集会が開かれ、1453人が署名した声明書が発表された。
声明書の内容

  • スパイや犯罪者の捜査を名目に国民を束縛してきた独裁政権の残滓が30年間も維持されてきた。
  • (韓国政府は)日本政府による在日韓国人に対する指紋押捺制度を批判してきたにもかかわらず、国民に対しては十指指紋を押捺させている。
7月19日の集会での
金基中弁護士の主張
「韓国でこうした運動が起きたのは初めてだ。国際的にも例を見ない恥ずかしい制度を一日も早くなくすべきだ」
忘暮楼の感想(^_^;) 韓国では少数派によるタブーへの挑戦が始まった。日本では促成多数派によるタブーへの挑戦が始まった。国旗・国歌法案、衆議院内閣委員会で今日可決。


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