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  1999年6月18日(金) みかんが喜ぶタイミングのいい雨
100メートル競技は末期症状?

 アテネの国際競技会男子百メートルでモーリス・グリーン(米国)が9秒79の世界新記録を樹立したそうです。それを記念して、これまでの世界記録を秒速に換算したものを、下に並べておきました。
 これを見ても、今回のグリーンの記録の凄さが読み取れます。

 下の表で、オレンジ色の部分は一時的に秒速が落ちています。これは電気計測に移行して精度が1桁上がったので、たとえば10秒0が10秒04となったとするとコンマ04だけ記録が落ちたことになったわけです。

 表を眺めながら思うことは、先端技術でしか確認できないような記録を競うことにどんな意味があるのだろうか、ということです。公平のために先端技術を使用するのは分かります。でも、記録を確認するためには先端技術が不可欠というのでは、これは、すでに末期症状ではないでしょうかねえ。
 オリンピックでは、開会式の直後の最初の種目は100メートル走予選なんだそうですね。こいつが末期症状だとすると、「オリンピックはいらない」という忘暮楼の主張もいよいよ捨てがたいと言うわけです。

秒速
1921  9m62cm
1930  9m71cm
1936  9m80cm
1956  9m90cm
1960 10m00cm
1968 10m10cm
1968 10m05cm
1983 10m07cm
1988 10m08cm
1991 10m14cm
1991 10m14cm
1994 10m15cm
1996 10m16cm
1999 10m21cm


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