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  1999年5月25日(火) くもり
横綱返上制度

 52場所連続勝ち越しの大関武蔵丸が二場所連続優勝したということで横綱に推薦されました。入幕以来ずっと応援してきたものとして気分がいいです。

 赤旗新聞に徳俵子による「鼓動」という相撲コラムがありますが、今日は「横綱を考える」。それによると、戦後、横綱の格下制度が導入されたことがあったんだそうですね。

 背景説明は省略しますが、1950年の1月場所の途中3人の横綱が全員休場してしまうという事態があり、あわてた相撲協会は、横綱たちにカツをいれようと緊急理事会と開いて「2場所続けて休場あるいは負け越した場合は、横綱を返還して大関に転落させる」と決定したのだそうです。いかにもあわてて鞭を振るっている感じがしますね。(^o^)

 この決定にたいする関係者の感想がおもしろい。

  • 時津風理事(元横綱双葉山)
     「私の現役時代を考えても、不調の場合、大関に下げてもらえるなら、もう少し気楽に取れたと思う。この制度がかえって横綱を強くすると信じたい。」
  • 横綱照国(懐かしい名前です)
     「そんな規則ができるならありがたい。楽な気持ちで相撲がとれる。」

     これも一つの方法ですねえ。現行の横綱制度は「加齢による力量低下に対するいじめ」の温床になっていますからね。この決定は新聞の反対論に押されて場所後撤回したそうですが・・・


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