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  1999年5月24日(月)
米軍の作戦のために憲法9条を停止する法律

 今日国会は大変な法案を成立させましたね。

 米軍が日本の周辺で作戦活動を開始したときは、その戦争がどんなものであろうと、日本は自動的に日本国憲法第9条を停止して米軍の後方支援に当たる、というとんでもない法律。

 自民党が弱体化したのにかえって自民党の政策が通りやすくなっているのですが、この辺の背景を、忘暮楼なりに振り返ってみます。

 かって「親米反自民非共産」を標榜していた政党は、自民党が強かったころは、「米国追従」の自民党と「自主独立」の共産党という長期プランを持つ政党を「二つの壁」とみなしに、それらに同時反発するというポーズで政治的利益を追求してきた。

 ところが国民の気持ちが急速に自民党から離れ始めた。
 自民党は「党単独政権の壁」を放棄せざるをえなくなり、国民の支持をかき集めるために「半自民非共産」の新しい政党を次々とタチアゲたり、それらを「反自民非共産」政党といっしょにシャッフルし、時々の「うたかた」政党にも政権党のうまみをチョットダケ味わわせることにした。

 すると、おー、効果テキメン。シャッフルされるたびに、「親米反自民非共産」政党は、「反自民」の衣装をドンドン脱ぎ去り、いまやずっとあこがれていた「親米半自民反共産」を衣替で闊歩し始めた。

 こうして、自民党はみごとに多数派を獲得することに成功した。

 と、こんなところですかね。難しいなあ。


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