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  1999年4月26日(月) 晴れ
しまらない病気

欠勤した。耳と膝に炎症が同時発生して元気が出ない。

 いつも行く病院の耳鼻科にいったら、待合室の長椅子に、たくさんの患者がまさしく目白の群れのようにびっしり並んでいる。
 こりゃ時間がかかりそう、と覚悟した。やっと順番が来て5分程度の診察が終わったら、3時間半かかっていた。
 耳の悪い人がこんなにたくさんいるのか、と感心していたら、ほとんどは花粉症だそうだ。納得・・・
 外耳炎の原因は、耳かきの使いすぎだそうだ。外耳には自浄力があるからいじらないほうがいいですよ、とのご助言であった。

 整形外科の病院へ行ったら昼休み中だった。12時から2時までは昼休みだという。医者という仕事は、元気な人じゃないとやれない仕事だ。日ごろの診察だけでもぶつ続けの労働だし、手術でもすると何時間も立ちっぱなしの真剣な作業が続く。急患がでれば夜も休日もない。忘暮楼のようなノラにとってはやってみたい仕事に入らない。よほど使命感の強い人か、あるいはお金の好きな人かじゃないとやれない仕事だと思う。

 昼飯をくって、別の整形外科の病院の午後の診察を受けた。
 膝のある腱が炎症を起こしているだけで、病気のうちに入らない、との診断であった。

 お医者がいうには、忘暮楼の足はO脚だという。
「ほら、私の脚はこうくっつくでしょう。あなたのは、ほら、両足がぴたっと合わないでしょ・・・」 
 「O脚の人は、膝のこのあたりに負担がかかってこの膝が炎症をおこすんですよ。」

 なーるほど。やっとわかったぞ。
 10年ほど前、1泊2日の行程で、松山から高知の宿毛市まで片道150キロ程度の道のりを自転車で往復したとき、右足の膝が腫れ上がったのはこれが原因だったんだ。
 一昨年の長浜ー松山間42キロMidnight-Walkで膝が痛んでリタイア寸前の状態になったのはこれが原因だったんだ。
 韓国をサイクリングした時もペダルが踏めなくなったことがあったっけ。

 自分の体のことでも、あの時この時の出来事に共通の原因があることに気づくのにこんなに時間がかかるものなのだ。まだ気がついていない共通の原因が他の分野でもきっとあるのだろう。

 職場のセクハラ防止のための指針の発表を進言する一方で、お酒を飲むと女将にしきりに触りたがったり、猥歌の歌詞を集めてHPにのせようとたくらんだりしている、忘暮楼のambivalentな気分の「共通の原因」はなんだろう。


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