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  1999年4月22日(木) くもり
混沌の議論の成果?

私の勤務校の校長は、今年の教育活動の目標として「落ち着いた雰囲気で学習させる」ことをあげた。
そして、そのための教員の課題として「授業はチャイムからチャイムまで」を掲げた。(既報)

 同僚のみなさんが、今回は、校長の呼びかけに応えて結構がんばっている。今回は、といったのは、これまでも、「先生方は授業時間を守ってください」といった(不信のまなざしの?)指示が出たことはあったのだ。でもほとんど相手にされなかったみたい。
 忘暮楼も、今回はおもしろ半分でやってみた。
 「労働者諸君、もうすぐチャイムですよーん。出かけましょう、出かけましょう・・・」などと声をかけたりして・・・。

 さて、やってみるとこれが気持ちがいい。教員がチャイムのなる頃には教室に入ってくるので、生徒たちもチャイムのなる頃には自分の席についている。やっぱり新学期からの一斉スタートは値打ちがあるなあ。時間通りに授業が始まるのは当たり前のことだと言われればそれまでだが、去年まではこうではなかった。教員が変わったので生徒も変わったのだろうなあ。

 なぜ、今回はこれが出来たのか。これは校長もしっかり認識しておられると思うが、昨年の年度末進級(卒業)認定会での腹を割った大議論(1年生4時間、2年生6時間、3年生3時間)がものを言っているにちがいない。

 寄せては返す波のような「混沌の議論」ではあったが、この議論が、私たちの前に新しい時代を切り開きつつあるのではないか。この自由な議論こそが、私学教育振興の決め手なのだ。

 教員を始めて33年目にいい体験をさせてもらった。
 校長が今後も抜かりなく教員を励まして、この状態をついに定着させたならば、これはお手柄だ。 


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