1999年3月23日(火)・・ということにして
虹が見えるか

山がどうして見えるかというと、そこに山があるからですね。

しかし、虹は、そうではない。虹がそこにあるから虹が見えるのではなくて、そこに人間がいるから虹が見えるのだ。
地上や空中の物質が太陽の光を受けていっせいに乱反射する。さまざまの色の光線を放射する。空中に浮かぶ無数の水滴も光を乱反射する。

そこに人がいなければ、ことはただそれだけのことである。
だが、あるときそこに人間がいると、その水滴たちの乱反射する光が、美しい虹として現れることがあるのだ。

目をつぶると、虹は消える。目を明けてみると、また虹が見える。だから、ついに人間は、そこに虹があるから、虹が見えるのだ、と思うようになったわけだ。人間は、こんなに美しいものを、自分の目が作り出したとは信じられずにいるのだ。
しかし、実際、人っ子一人いない大海原に虹が立つことは絶対にないのである。

それがどうした、と言われそうやなあ。
実は、22日の新聞に次のようなことが書かれていたのです。その記事のおかげで一日悩んだ?のでした。

地球は46億年昔に形をなしたのだが、その直後に、ある天体が地球に衝突してコナゴナに砕けて地球を周回し始めたという。このコナゴナの物体がたった1ヶ月ぐらいのうちに固まって月になったのだそうだ。(それでツキのことを月を呼ぶようになった・・・はウソ)
その時の月と地球の距離は今の16分の1だったそうです。
それで、この計算をした東大の小久保さんが「誕生直後の月は地球から見ると、現在の約三〇〇倍の大きさで、それは見事な眺めだったに違いない」と話していると記者が書いたのです。

えええーーっ(◎-◎;)!! 「見事な眺めだったに違いない」だってえ? 誰が見るんじゃあ。人類はおらんぞオ。頭がくらくらする話しやナア。

○あんたが精子だったころ、あんたを追いかけてくる数億の精子たちが尾を振る音は宇宙を震わすほどのものだったに違いない。
○地球の核の部分に潜りこむと、自分が、渦巻く灼熱のマグマの中にいることに気づくに違いない。

まあ、こんな感じのはなしやろ。理解に苦しむ話です。実際それがどうした、なんだけど、一日不思議な気分にしてくれた記事だったのでした。


忘暮楼日記 <


 

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