2004年6月15日 火曜日
 『深呼吸の必要』

  『天国の本屋ー恋火』の篠原哲雄監督の『深呼吸の必要』をみた。なかなかいい映画で、見終わると自分も沖縄へ行ってサトウキビ刈りをやりたくなる。
  この映画は、新藤兼人監督の『裸の島』の青春版のように思えた。似たような感動があった。日常生活自身がもつ意味が生み出す感動である。最後の場面以外は文句無しの作品であった。映画はラストが難しいもの、ラストの不首尾はしょうがない。
  話は変わるが、歌と深呼吸の関係。「療育・音楽療法プログラム」(赤星健彦、赤星多賀子、加藤みゆき著)を読んでみると、大きな声で歌うことは、呼吸機能の強化につながるのだという。
  老人が歌を歌うことの効能として次のような挙げられていた。
  1. ストレスを発散させ、心身をリラックスする。
  2. 胸式呼吸と腹式呼吸の強化訓練になる。
  3. 過去に親しんだ歌を歌うことによって普段思い出せないことも、紐を解くようにだんだん思い出すことが出来る。
  4. たくさん空気を吸って、新鮮な酸素を血液に送り込み、頭脳、心臓、胃腸などを刺激して、全身を活性化する。横隔膜が動くことで内蔵へのマッサージになる。
  5. 同じリズムで歌うことで一体感が味わえ、協調性、社会性も養われる。
  6. 長い呼吸が自然に出来るようになる。
  深呼吸の効能についてはDoctor田村の健康日記にも詳しい。インターネットを検索すると深呼吸は生理痛を和らげるための方法としてしばしば取り上げられている。お年よりたちに歌の効能、深呼吸の効能も話してあげよう。