2004年4月30日 金曜日
四国と沖縄は非常に近い


  イラクでアメリカ海兵隊の陸・空からの攻撃が続いている。海兵隊がファルージャから撤退するとの報道もあるが、離れた場所からの攻撃は続けると言っている。
  海兵隊は敵前上陸のための部隊である。陸上部隊航空部隊後方支援部隊の3部隊から構成され、沖縄戦の読谷村海岸への上陸作戦もそうだったが、今回のファルージャ攻撃にももちろんこのすべての部隊が注ぎ込まれている。
  航空部隊はさらに二つに分かれている。ヘリコプター部隊と固定翼部隊である。米海兵隊普天間飛行場は海兵隊ヘリコプター部隊の飛行場である。ここでは毎日激しい訓練が住宅地の上で展開されている。超低空飛行で、病院の上空でも、学校の上空でも全く遠慮会釈なく一日中ゴーゴーと飛び回る。海兵隊ヘリコプター騒音(昨年6月15日の記録)は深刻である。宜野湾市の空で鍛えられた海兵隊員がいまイラクの市街地やモスクを超低空飛行で爆撃しているのである。
 米海兵隊航空隊のもう一つの部分が固定翼部隊である。固定翼部隊の基地は沖縄ではなく、岩国基地である。和歌山から四国にかけての山地を中心に超低空飛行を繰り返しているのがその海兵隊固定翼部隊なのである。この訓練コースがオレンジ・ライン(地図の1から7までが爆撃目標)と呼ばれているのは周知の通り。
     オレンジ・ルートでの低空飛行訓練が昨年12月からまた増え始めているそうだ。

    固定翼部隊は四国で、ヘリコプター部隊は沖縄で、それぞれ住民に爆音を浴びせながら低空飛行の訓練をかさね、はるかかなたのイラクで合流するのである。四国と沖縄は非常に近い。
丹原町上空(オレンジラインの地図参照)の米軍機低空飛行状況
※伊藤政雄氏(平和委員会)による記録ー「愛媛民報 4月4日号」
年・月 飛来日数 飛来回数 飛来戦闘機数
94年7月〜12月 28日 39回 48機
95年 47日 54回 58機
96年 73日 最大 115回 134機
97年 56日 82回 99機
98年 17日 22回 31機
99年 33日 36回 39機
2000年 13日 17回 19機
01年 9日 10回 10機
02年 6日 9回 11機
03年 16日  20回 24機
04年1月から2月  6日 (増) 7回 7機