2003年10月29日

与論の旅 その6 体験ダイビング       

  与論島での楽しみの一つが「体験ダイビング」の挑戦だった。PADSのインストラクター高橋さんに老体を預けた。

  若い頃慢性中耳炎の手術を受けているので「耳抜き」ってやつができるかが心配の種だったが、ボートのはしごにつかまっての練習ではどうやらできそうだ。

  今日の体験ダイビングの参加者は私1人であったので完全なman-to-manだったのがありがたかった。耳抜き、ゴーグルの水抜き、呼吸法、いくつかの合図、など懇切丁寧な指導で船上で、あるいは水中でなんども練習した。

  「あ」の口ででマウスピースを口に入れ、「い」の口で軽くかみ、「う」と閉める。ふむふむ、おもしろいなあ。

  ボートはフェリーが着く与論港のすぐそばにある供利漁港を出航して体験ダイビングのポイントに移動する。
  
  沖には沖縄本島が昨日にもましてくっきり見える。岡の上からみると家が見えることがあるとか。

  下の写真は与論港の桟橋から撮ったものであるが、右奥の防波堤のあるところが供利漁港。今日のポイントは左隅の崖の沖合い、この写真のちょうど真中あたりであった。 
   さて、ボートから錘のつけられたロープが沈められる。まずはこのロープづたいに潜る。海の中をのぞいてみると見事な透明度、浅いところで5メートル、深いところで10メートルくらいの深さだそうだ。

  高橋さんの指導に従いながら、耳抜きを繰り返しつつ沈んでいく。快調である。ゴーグルの水抜きも教えられたようにやってみるとなるほどうまく抜けてくれる。

  呼吸も楽で陸上とそうは変わらない。海底で人懐こいお魚ちゃんたちに囲まれ私は幸福感に浸った。港のすぐそばに陸上からは想像も出来ないような別世界があるんだなあ。61歳にして新しい世界に足を踏み入れたぞ。そんなことを考えながら高橋さんに感謝した。
  
  ロープから離れて高橋さんのサポートを受けながら海中を遊泳した。ますます幸せ。数十分の遊泳だったが、私にとっては「革命的」な体験だった。

  沖縄にいる間にぜひスクーバーダイバー国際Cカードってのを取得しておこう。