2003年10月4日  沖縄もこの1週間は朝の冷え込みがきつい。4時ころ寒さで目覚めて北側の窓を閉めた。

三つの旗

   
中城湾港(沖縄市・具志川市)の西埠頭に朝鮮船籍の貨物船が停泊している。停泊しているというより、国の船舶安全性検査「ポートステートコントロール(PSC)」によって33箇所の不備が摘発され出航を止められているのだ。さっそく見物に出かけた。

  ついでに、U2機が頻繁に飛び立っているという嘉手納基地に寄ってみた。基地の金網越しにしばらく中をのぞいていたがそれらしいものは見つからなかった.。

  適当に車を走らせていると「中城湾港」の標識がみつかった。朝鮮の貨物船が停泊中の岸壁は泡瀬の米軍通信基地の対岸だった。
       
  写真をクリックしてもらうと大きな写真になるが、朝鮮の貨物船が「日の丸」と「朝鮮国旗」を翻させているのがわかる。朝鮮船がなぜ「日の丸」を掲げているのか、と係員に尋ねてみたところ、国際法で外国の港に停泊中はその国の国旗を掲げることになっているんだそうだ。船の全体像はここをクリックしてください。中古車を満載している。
  テレビで「車は右」の朝鮮が日本の中古バスを走らせているが、停留所で下車するとき道路中央がわに降りることになるから交通事故がおきるのではないか、と詮索していた。でも、我々の右ハンドルの車は道路端で駐車すると必ず道路中央がわに降りているのではないか。変な心配をするものだ。
中城湾港から帰りにいくつかの米軍基地に沿う道を走ったが、こんどは巨大な「星条旗」と「日の丸」がへんぽんと翻っていた(フォスター基地・写真クリック→大きい写真)。

沖縄は今日も山之口獏(本当は「けもの偏」ではなく「貉」の「むじなへん」)の『島』のままだ。


おねすとじょんだの
みさいるだのが
そこに寄って
宙に口をむけているのだ
極東に不安がつづいている限りを
そうしているのだ
とその飼い主は云うのだが
島はそれでどこもかしこも
金網の塀で区切られているのだ
人は鼻づらを金網にこすり
右に避けては
左に避け
金網に沿うて行っては
金網に沿って帰るのだ