2003年7月30日 水曜日

我謝の大綱曳き その3  

 久しぶりの帰郷の前日、栄徳師匠と兄弟子に連れられて、沖縄中部・西原町我謝(ガジャ)の大綱曳きを見物した。沖縄の大綱曳きは波平エリ子先生の授業で初めて知った。実際に見るのはこれがはじめて。豊年の予祝行事である。

 腹に響く法螺貝の音、鉦の音に指笛、東組の雌綱も西組の雄綱も高々と担ぎ上げられていよいよ合体である。

写真中央、カメラマンの右に雌雄両綱を連結するカヌチボーが見える。赤い棒青い棒入り乱れて合体を支援している。


雄綱がヌッと雌綱を貫いた。


雌綱を貫いた雄綱のわっかにカヌチボーが差し込まれ、同時に子供が綱から下ろされ…

その瞬間、これまでの和合と協力は戦いに転換し、壮絶な大綱曳きが始まった。
  (つづく)