2003年7月28日 月曜日

我謝の大綱曳き その2  

 久しぶりの帰郷の前日、栄徳師匠と兄弟子に連れられて、沖縄中部・西原町我謝(ガジャ)の大綱曳きを見物した。沖縄の大綱曳きは波平エリ子先生の授業で初めて知った。実際に見るのはこれがはじめて。豊年の予祝行事である。

 元気な掛け声と腹に響く法螺貝の音、鉦の音に指笛、東組の雌綱も西組の雄綱も高々と担ぎ上げられていよいよ合体を迎えようとしている。

まず雄綱が雌綱の周りをなでるような動きを見せる。このあありも約束事なのであろう。


雄綱はやけに元気がいい。雌綱の上に乗りかかっている。


雌綱も反撃だ。

いよいよ雄綱が雌綱の輪の中に入っていく。これを棒だけで操るのだからなかなか難しい。雄綱の先には相当の重量がかかる。綱の上の子供はまだがんばっている。

合体作業が続く。法螺貝、鉦、指笛の音がいっそう高くなる。左の「名之大主」幟の右下に先が青く塗られた太い棒の先が見える。この棒がカヌチボー。この棒で二本の綱をつなぐ。
  合体が完了すれば雄綱にカヌチボーが差し込まれ、全体が一本の綱になる。ここまでは「和合・協力」ここからは「戦い」だ。(つづく)