2003年4月22日
『汗水節(あしみじぶし)』 仲本稔作詞 宮良長包作曲

 『ウチナーの歌 名曲101選』(音楽の友社)掲載の金城宗和さんによる解説を一部写しておく。

 汗水節は、1927年(昭和3年)に昭和天皇即位記念事業の一環として、沖縄県学務部社会課が貯蓄奨励の民謡(歌詞)を募集したところ仲本稔(当時22歳)の歌詞が入選し、「えんどうの花」などで知られる宮良長包によって作曲された曲である。当時の沖縄では、蓄音機さえ普及していなかった時代だったが、口伝えで広がり、当時の流行歌になったという。

「汗水節」は歌詞は六番まであるが最初の2番を紹介しよう。この琉球方言が学校当局ににらまれたわけだ。


  1. 汗水(あしみじ)ゆ 流(なが)ち 働(はたら)ちゅる 人(ふぃとぅ)ぬ
    心(くくる)嬉(うり)しさや 他所(ゆす)ぬ 知(し)ゆみ?
    ゆいやさーさ 他所(ゆす)ぬ 知(し)ゆみ?
    すらよー すら 働かな


  2. 一日に一厘(ぐんじゅ) 百日に五貫(ぐくわん)
    守(まむ)てぃ 損(すく)なゆみ 昔(んかし)言葉(くとぅば)
    ゆいやさーさ 他所(ゆす)ぬ 知(し)ゆみ?
    すらよー すら 働かな