2003年1月14日 火曜日
 3・1講演会講師に海野福寿先生

 

 当サイトで西条市の楢下神社(「特攻神社」)に関する論考を掲載させていただいている明治大学川島高峰先生のご仲介で、3月1日に開催する松山・日本コリア協会主催「3・1朝鮮独立運動記念講演会」講師として、韓国併合史研究の第一人者・海野福寿(うんのふくじゅ)明治大学名誉教授をお招きできることになりました。川島先生には心よりお礼を申しあげます。

 川島先生によると「日韓併合については、合法正当論・合法不当論・非合法不当論等がありますが、海野先生は「合法不当論」の立場です。もちろん、不当の立場なので、植民地支配を正当化するようなものでは全くなく、この点、誤解のないようにご理解ください」とのことでした。

 以下川島先生よりいただいた海野先生に関する紹介資料です。

 海野福寿 明治大学名誉教授

 略歴等
 1931年、東京生。
 1961年、東京大学大学院社会科学研究科博士課程修了、農学博士。
 1990年、韓国・嶺南大学より名誉経済学博士号を授与。

 著 書 多過ぎて紹介し切れませんが....

 ・『恨―朝鮮人軍夫の沖縄戦』河出書房、1987
 ・『日本の歴史 18 日清・日露戦争』集英社、1992
 ・『韓国併合史の研究』岩波書店、2000

 岩波新書『韓国併合』1995年の紹介です。
【本の内容】
 江華島事件を口実に朝鮮の開国に成功した日本は、清国との角逐や欧米列強との利害調整をくり返しつつ、日清・日露戦争をへて、1910年、韓国を「併合」する。それは同時に、朝鮮政府・人民の粘り強い抵抗を排除する過程であり、苛酷な弾圧の歴史でもあった。朝鮮植民地化の全過程を、最新の研究成果にもとづいて叙述する待望の通史。

【目次】
 第1章 朝鮮の開国
 第2章 「軍乱」とクーデター
 第3章 日清戦争前後
 第4章 日露戦争下の韓国侵略
 第5章 保護国化をめぐる葛藤
 第6章 韓国併合への道

【出版社からのコメント】
 一九一○年,日本は韓国を「併合」する.明治維新以来,朝鮮をみずからの権益圏にとりこむことを国策としてきた近代日本は,列強との利害調整をくりかえ> しつつ,日清・日露戦争をへて併合を強行した.朝鮮国家と民衆の抵抗を排除しつつおしすすめた植民地化の全過程はどのようなものであったか.戦後五十年を考えるためにも必読の書。