2002年12月21日 土曜日
 「二見情話」の舞台

 沖縄旅行二日目も雨だった。今日は、戦後まもなく作られた沖縄民謡である『屋嘉節』や『陳情口説』や『二見情話』に歌われた「石川(イシチャー)」「屋嘉」「二見」を訪ねる「歌枕巡り」、ついで、芭蕉布の里「喜如嘉」、そして沖縄本島最北端「辺土岬」と回り残波岬のペンション「マーミナー」に引き返すコース。

 雨の中であったが、環礁に守られた二見の海は淡い空色をうっすらと見せている。晴れていたらどんなにか美しいだろう。来年天気のいいときにぜひもう一度来てみたい。

 南部で投降した日本兵が与那原から海路で北部の寒村二見へ移送されてきた。写真は当時の上陸地点と思われる二見湾である(上陸地点は隣の大浦湾だったかもしれない---未確認です)。現在、自動車道らしき橋梁工事が進行中である。

 

 二見は戸数十数戸の寒村であり収容所を設置する場所はない。石川方面から二見へ下る道の途中にかなり広い空き地がある(写真)。現在の二見コミュニティーセンターの道路を挟んで反対側である。ここが収容所として利用されたらしい(二見コミセン前のレストランの女主人の話)。

 

 二見コミュニティセンターの敷地内にある『二見情話』の歌碑である。この写真を撮りにはるばるやってきたのであった。歌碑の後ろの横に枝を広げた樹は「鳳凰木(ほうおうぼく)」「コバテイシ」(ホウオウボクは合歓の木のような木で真っ赤な花が咲くそうだ)。紅葉が無いといわれる沖縄であるが、この樹の葉はきれいに色づいている。大きな日陰を作ってくれ、塩害にも強いというので公園や街路樹に多用されているという。

 時間の都合で辺戸岬は割愛した。