2002年10月29日 火曜日
生きる

 親戚に葬儀があって久しぶりにかみさんの実家を訪れた。お母さんは来年90歳を迎えるが元気であった。一時期より体重が落ちたそうでその分ヒザが楽になったそうだ。毎日畑仕事にいそしんでいる。

 座敷に上がると這って移動することが多いのに、畑ではちゃんと立っているのが面白い。それでも収穫はしんどいそうで嫁に任せている。自分は毎日の「草かがり(草引き)」に専念している。

 そんなお母さんが夕食のおりこういった。

わたしはもうなあんにもわからんようになったよ あしたの畑仕事が分かるだけさあ

  私は先日生徒たちに紹介したある人の言葉を思い出した。

生きているということは、お前の今日が、明日を待っているということだよ

 お母さんの元気さをみてこの言葉を味わいなおしたのだが、同時に去年の1月に自殺した生徒の寂しさを思いやったりもしたのだった。