2002年8月 10日 土曜日

沖縄と奄美



注文していた奄美民謡の入門書が到着した。沖縄民謡と奄美民謡は、同じ琉球弧の音楽であり、使っている三線も同じもののようだが、与論、沖永良部、徳之島と三つの島を隔てるだけで、そうとうの違いが生まれている。

  1. まず歌い方が違うらしい。「奄 美民謡は、全体に高音で、声を絞るだけ絞りきって裏声を多用する。シマウタは男女 ペアを組み、掛け合いで歌うことが多く、男性の音域が高いため、はじめて聴く人に は、男女の声の区別がつきにくく、ユニセックスな響きに聞こえることがある。 」(大橋愛由等さんのchannel3所載の文章から)
  2. 撥(ばち)が違う。沖縄では牛の角が使われるが、奄美は竹の細棒でしなやかに演奏する。ビニール製のうちわの骨もいいそうだ。
  3. 一番驚いたのは、指使いの違い。沖縄の三線は、本調子という調弦でいうと、低いほうからド・ファ・ドになっていて、これを人差し指、中指、小指(薬指は使わない)で押さえていくと沖縄民謡の音階になる。ところが、奄美民謡では、中指を使わず薬指を使う。こうすると低いほうからソ・ド・ソになり、かつ本土の民謡の音階と同じになる。
    #ちなみに本土の三味線は、人差し指から小指まで全部使う。
  4. 奄美の三味線には細かな指使いによる装飾音が多い。

 奄美も知らないことばかりだ。奄美でうまいものといえば………地元の観光協会は、奄美の代表的な味覚として、「鶏飯(けいはん)」「豚骨(うわんふね)料理」「油素麺」「イノシシ料理」「ヤギ料理」、そしてスモモ、パッションフルーツ、マンゴー、ポンカン、タンカンと続く四季の果物を紹介している。