2002年 7月 28日 日曜日

30人学級


 松山地区の県立高校は、10年間(平成天皇の最初の10年間、と覚えておこう)の間に収容定員を830人削減することによって40人学級を実現した。県立高校から締め出した生徒は私立高校に面倒を見させたのだった。

 昨日は韓国の進学校の壮絶な時間割を紹介したが、あの写真を注意深く見ると、左端に35、35、34、などの数字が見える。これは各学級の生徒在籍数である。32というのも見える。数学が苦手な生徒が文系を選ぶのでどうしても30数名になってしまうのだそうだが、理系には30人を切っている学級もあった。来年はバランスが取れる見通しだという。

 韓国政府は今年から高等学校も30人学級に移行した。春川女子高校もそうだが、各地の高校は学級数を増やすために校舎の増築が急ピッチだ。いささか「泥縄」的でもあるが、学級定員を削減するためのもっともまじめな方法は、やはり学級数を増やすことである。愛媛県のやり方がいかに道に外れているか、韓国で改めて実感したのだった。