2002年 7月 7日 日曜日

80年


 日本の共産党は1922年の創立だから、今年で80周年を迎えることになる。私が共産党を支持する根本的な理由は、日本を共和国に変えようとする不動の勢力は共産党しかないということだ。

 マルクスやエンゲルスの学説解釈がどう変わろうとも、今日共産党が天皇や天皇制に対して「大人(80歳の…)」の妥協を演じていたとしても、この党が根っからの共和主義であることは間違いない。「天皇制よさようなら、共和制よこんにちは」、という歴史的な日を迎えるためには共産党に成長してもらうよりほかにないのである。

 共産党が80年間活躍し続けてきたということは、この80年間、日本人のなかの一部に、天皇制を廃止して共和国を作りたい、と真剣に願う人々が絶えなかったということだと勝手に解釈している。そして今後もそういう人々は絶えることがないだろうし、あるとき日本は天皇に名誉ある退陣を強い、国民が元首を選出する、平等な個人によって構成される共和制に移行することになるかもしれない。

 日本が共和国になれば、共産党の歴史的使命は一応終わることになるだろう。そこからあとはまた共和制のもとでの一野党として政治選挙で躍進したり、後退したりすることになるだろう。たまには連合政権の一翼を担うこともあるだろうが、一仕事すればまた野に下ることになると思う。またそれが望ましい。共産党を含めて特定の政党が長期にわたって政権を担当するのは百害あって一利なしである。コスタリカのように大統領を完全一期制にするのもひとつの知恵であろう。

 つまり、20年後、日本共産党が野党として創立100周年を迎えるということをそのとき80歳の私は無条件に祝福するだろう、と予感するのである。

改名