2002年 6月 11日 火曜日

「日の丸」と「君が代」


 サッカーのサポーターたち大歓声のなかで元大関小錦がグランドに現われ「君が代」をアカペラで歌い上げた。会場を埋め尽くしたサポーターたちは「日の丸」をほほに描きこんで「日本・ロシア戦」での勝利を祈りつつ小錦の歌に聞き入った。

 テレビニュースでちらりと見た光景である。サポーターたちの「出陣式」のようすだったようだ。サッカーによって「君が代」と「日の丸」は若者たちの必須グッズになってきた。

 若者たちは「君が代」と「日の丸」を引っさげてアジアに君臨しようとしている。天皇や自民党は喜んでいるだろう。未来は若者のものであるから。

 こんな遊びごとで日本を変えられてはたまらないと思うが、いや待てよ、そもそも遊びごとがこわいのかもしれない。ベルリン・オリンピック、紀元二千六百年、オリンピック、ワールドカップ、アリラン祭…。

 そんななかで、NHKの世論調査でも、小泉首相の支持率はやっと30%台に落ちこみ、初めて不支持が支持を上回った。小泉内閣ならこれが本来の姿だ。日本人は気がつくのが遅い。

 全く一喜一憂の日々である。