2010年4月24日 土曜日

午前中は読書。「金素雲『朝鮮詩集』の世界」林容澤・中公新書。妻が読んだ本らしい。
序章に次のようにある。
「このように『朝鮮詩集』は、歴史的にも文学的にも、まことに近代日韓文学交流の主役となるべき存在でありながら、今まで両国の文学史で正当に評価されることがなかった。むしろ、支配国による文化抹殺政策が一番激しかったときに、母国語の詩をあえて支配国の言葉に訳し、支配国で出版するという、世界文学史上あまり例をみない事実について、まだ両国とも冷静な判断を下していたいといったほうが正確な言い方かもしれない。」


午後、漢那邸を訪問。近所のスーパーで焼酎の五合瓶を買って出かけた。酒をもって友を訪ねるのは昨年10月以来初めてである。漢那家ではひろ子さんがあれこれと料理を出してくれて満ち足りた一杯会になった。

私の翻訳の仕事が終ったので実際の本作りに入るわけだがその作業の進め方について話しに行ったのだった。普通に話すのは私には苦手でつい「あの、ほら、そこの、なんていったかなあ、」といった調子が出てしまうが、まあ漢那旦那に何とか耐えてもらって話をすすめた。

あれこれと話して、新刊書編集の実務をとる人が決まっていないということがわかり、私はちょっとそれが出来る状況ではないので、うちの妻にやってもらうのはどうかと相談してみた。

けっきょくそういう線で会長に相談してみようと云うことになって失礼した。明日は会長にその旨メールを送ってみよう。