2010年4月15日 木曜日

7:30 起床

10時からお昼までかけて昨日のホームページを書く。

昼食後、妻は外出。私は読書。

2時から3時まで昼寝。そのあと今日の読書。記録は下に。

夕食の前に血糖値を計ったら夕食前で「260」。これは高いなあ。あしたは病院だから明日もう一度計ってお医者に相談してみよう。

夕食のあと、ギターで歌の練習。「五線譜による沖縄民謡」(普久原恒勇編著)、今日は「わらべうた」の部。

妻にインターネットで最近取った写真を送った。40%に縮小。

「齋藤隆夫政治論集」


二十四 戦争と平和(昭和19年3月 238p~252p)

 しかし、戦争の世界改造には斯かる諸問題を超越してさらに一層大なる問題がある事を忘れてはならない。それは何であるか。いうまでもなく世界平和に関する問題である。

 もっとも可能性のあるものは世界各国を網羅する国家連合である。
 
 国家連合の組織にあたりては先づ第一に連合帰還を如何に構成するか、--- その骨子となるものは連合国家を統率する中心勢力の確立であり、---その中心となるべきものは---世界最強のきわめて少数国家であらねばならぬ。

 これらの少数国家が中心となりて軍備を充実し、その他の諸国に関しては国内の治安維持に必要なる限度のほかには一切の軍備を撤廃せしめもって、連合医師に服従せざる国家に対しては直ちに武力を行使してこれを弾圧するに足るべき容易を完備すべきである。

 この国家連合の中心となってこれを統率する国家は、枢軸側が勝利すれば日独両国がこれに当たり、反枢軸が勝利を得れば米英ソ三国がこれに当たるべく、同時にこの大任に当たることは戦勝国の権利であるとともに、将来世界各国に対して負うところの一大義務であることを忘れてはならぬ。

 戦勝国は戦敗国を追撃して啻(ただ)に城下の盟をなさしむるのみならず、さらに進んで軍備撤廃を断行するに非ざればこの大事業に着手することは出来ないことを覚悟すべきである。


二十五 天佑神助論(昭和十九年九月)


二十六 七生報国論(昭和十九年九月)

 仮令日本全土が焦土と化するも、多数の同胞が砲煙弾雨の犠牲になるも最後の勝利が確かであるならば戦わねばならぬが、もし万一最悪の場合を想像していかに戦うとも到底勝算の見込みが立たない形勢が確かめられたならば如何にするか。それでもなお七生報国を文字通り固守するか。これを固守することは真に国家国民を救うて再起を図る途であるかなかは今より政治家が考えねばならぬ問題であると同時に、将来斯かる形勢の現れないことを切に望むものである。


二十七 欧羅巴戦争終る、ドイツ破れたり(昭和二十年五月)

 予想のごとくドイツは大敗して米英ソの連合は大勝した。

 余がここに一言して置きたいことは欧羅巴戦争からドイツ大敗の責任者はいったい誰かということであるが、これは疑いもなくヒットラーである。徹頭徹尾ヒットラーその人であることは疑いを入れるべき余地はない。

 この教訓を眼前にみながらなおも覚醒せざる政府及び政治家があるならば、彼らは実に済度すべからざる盲目政治家である。ヨーロッパ戦争は終わりを告げたが大東亜戦争は今まさにたけなわであり、その運命は将来に残されて居るが、これは今日余の語らんとするところではない。


二十八 大東亜戦争終る、日本敗れたり    (昭和二十年八月 261p~270p)

 大東亜戦争は愈々終わりを告げた。

 戦争はやらねばならなかったか、断じてさようなことはない。やるべからざる戦争をやって大敗を招いたのである。

 ドイツが敗戦しても日本は反省せず、たとえ世界を相手とするも最後までたたかうべしと頑張っている。実に狂気の沙汰である。ここにおいてポツダム宣言が突きつけられた。---この宣言を突きつけられてもまだぐずついている。あくまでも戦うべし。陸海軍のの首脳部には万全の準備があり絶対に信用して可なり。これが鈴木首相の宣言である。
 一方に於てはかくの如きから威張りを見せながら他方に於てはすでにソ連に向かって戦争の調停を依頼する。ソ連が日本の為に図るわけがないことぐらいは何人にもわかるはずである。

 顧みれば支那事変以来八年と三ヶ月、大東亜戦争以来三年と九ヶ月、この間出征軍人は言うに及ばず、十五の国民こぞってどれだけの犠牲を払いたるか。これらの犠牲は全く水泡に帰し、建国以来三千年我々の祖先がいまだかって見たことも聞いたこともない無条件降伏という実に惨憺たる結果を持って戦争は終わりを告げたのである。

 さてこれから日本はどうなるか。
第一は領土であるが、戦争そのたの手段によって獲得した領土は悉く取り上げられ、明治以前よりの領土である沖縄も千島ももはや日本のものではなくなった。
第二は軍備の撤廃である。陸海空軍は悉く撤廃せられ将来李鶏の軍人、一隻の軍艦、一大の飛行機も存置することは許されない。
第三は賠償である。その内容がいかなるものであるかはいまだ判明背内が、何れにするもこのことが国家の財政並に国民経済に至大な影響を及ぼすことは疑いない。
第四は軍国主義の打破である。これは国家の為に痛快この上ないことである。
第五は政治の干渉である。連合国は将来に本の政治に干渉すべく、そのほこさきは既に現れている。

 人間の生命は短いが国家の生命は長い。そのながい間には叩くこともあれば叩かれることもある。盛んなこともあれば衰えることもある。衰えたからといって直ちに失望落胆すべきものではない。もし万一この敗戦によって国民が失望落胆して気力を喪失したときは其のときこそ国家のほろぶるときである。

 日本国民はここに留意し新に勇気を取り直して旧日本に別れを告げると同時に、新日本の建設に向かってまい進せねばならぬ。