2000年 12月11日 月曜日

 「子は親のかすがい」


  以下、松山・日本コリア協会機関紙12月号に掲載された忘暮楼の「ワンコリア こども美術展」担当理事としての挨拶状を転載します。

 

 「ワンコリア こども美術展」は松山・日本コリア協会会員の皆さんの物心両面のご支援に寄りまして盛会裏に終わることが出来ました。改めてお礼を申し上げます。

 6・15南北共同声明以後、朝鮮半島においても、日本国内においても、南 北の和解と交流を進める取り組みが数多く取り組まれておりますが、私たちも「ワンコリア こども美術展」によって南北交流の一つの新しいスタイルを提起できたと思います。

 美術展の会場では、主人公である四国朝鮮初中級学校の生徒たちが大は しゃぎ、先生が「いつもはお行儀がよいのですけどねえ」と首を傾げるほどの興奮振りでした。

 「子は親のカスガイ」のことば通り、子供たちの世代の交流が大人の世代の交流を助け、四国朝鮮初中級学校の先生方とと韓国・真宝初等学校の教頭先生との交流、総連と民団との交流が始まりました。今後の発展が楽しみです。

 朝鮮の分断の最大の原因は、裕仁氏の終戦処理にあります。裕仁氏の「国 体維持」のための無謀な時間稼ぎが、沖縄の悲劇を生み、広島・長崎の原爆 投下を生み、都市空襲を生み、そしてソ連の参戦を呼びついに朝鮮の分断を 生んだわけです。この意味でも南北統一のために出来る限りの支援をするこ とは日本と日本人の責務ではないかと思っています。

 佐々木泉(現愛媛県議会議員)会長時代に日朝協会松山支部を松山・日本コリア協会に改名した のは、言うまでもなく朝鮮半島全体を視野に入れた運動を展望してのことで したが、ここへきてこの路線の正しさが証明されたということかもしれません。来春は松山・日本コリア協会理事数名の朝鮮(DPRK=北朝鮮)訪問も検討されていますが、こんごとも日本とコリアの民衆交流を前進させていきたいものです。