2000年 11月25日 土曜日

 自信喪失と少子化


   現在の出生率1.39がこのまま続くとすると、2050年(忘暮楼108歳のミギリ)の日本列島の人口は6850万人に落ち込むことになるらしい。(忘暮楼はこれはいいことだと思っている。

 さて、こんなしみったれた時代に12人のこどもに囲まれる人もいる。アイヌ人で音楽・舞踊集団「モシリ」の創設者、作曲家の豊岡征則さん(54)だ。愛媛新聞(11月25日付20面)は、豊岡さんの声をこう伝えている。

 

誇りを持ったら、人間は自分の血を分けた子孫を残したいと思うものだ。

 なるほど、と思いたいが、中国やインドの人口爆発はどうなんだろう。これも「誇り」から生じたものなのだろうか。

 それにしても、豊岡さんの

 

 (日本人は)民族の誇りとアイデンティティが持てず、経済的に将来が不安だから子どもを作らない。

という分析は真実に近い気がする。少なくとも忘暮楼の今の気分を言い当てている。