2000年11月 6日 月曜日

 自慢話…かな?


   『ワン・コリア 子ども美術展』のために韓国慶尚北道真宝小学校の金鍾成教頭においでをいただいている。今日は放課後早退して松山市内を御案内した。

 昨日は朝から「しまなみ海道」を御案内し、夜は歓迎会を同席し、というわけで、数えてみればすでに16時間もご一緒している。私の下手な韓国語での御案内なので十分な説明が出来ないのだが、金教頭は上手に話を合わしてくださる。

その金教頭が城山にのぼるロープウェイのなかで私に次のようなことを聞かれた。

  • クロンデ…オ・ノ・ウ・エソンセンニムイ コヒャグン キョンナミムニカ? チョンナミムニカ?
 私はちょっと意味が取れなくて3回聞き直した。やっと事情が呑み込めたあとはしばらく大笑いだった。

 金教頭は私を在日韓国人だと思いこんでおられたのだった。そして私の韓国語のイントネーションを聞いて韓国の南部地方の出身と思い、「コヒャグン キョンナミムニカ? チョンナミムニカ?(故郷はキョンナム=慶尚南道ですか、チョンナム=全羅南道)ですか?」と聞かれたのであった。

 

  • ああ、私を在日僑朋だとおもっておられましたか?
  • ちがうんですか!韓国語をしゃべられるんでてっきり韓国人だと思いこんでいました。
  • はははは、私は日本人なんですよ。
  • ははは、これは失礼しました。
  • いやあ、うれしいですよ。韓国人と認定してもらって光栄ですよっ!
  • これは本当に失礼しました。ははははは。
  • 時には性格が慶尚南道的だといわれるくらいですから…はははは。
 私は非常に幸福な気分だった。これまでも何回か韓国人と思われたことがあるがなかなか気分のいいものだ。
 しかし、考えてみると、私の韓国語は正直言ってそうとう下手くそなのだ。それなのにこれで韓国人だと思われたということは、韓国本土では、58才くらいの在日韓国人はウリマル(韓国語)が下手だということになっているのだろうなあ。