2000年10月 19日 木曜日

 朝日新聞の記事
『ワン・コリア 子ども美術展』について


  今日の朝日新聞30面に『ワン・コリア 子ども美術展』関連の記事が出た。夕刊には昨日掲載された。以下夕刊の方の記事である。

 
 

市民団体が一役

朝鮮学校と韓国の学校交流

松山で合同児童画展

 四国で唯一の朝鮮学校、松山市の四国朝鮮初中級学校(金太宇校長、児童・生徒数二十六人)が十一月、韓国の小中学校と合同の児童画展を松山市で開く。同市内の市民団体が橋渡し役になって企画が進み、広島の韓国総領事館が韓国側の学校に協力を求めた。「韓国でも展覧会を開いてはどうか」「朝鮮学校側が韓国の小中学校を訪問しては」と関係者の夢が膨らんでいる。

 展覧会の企画を中心になって進めているのは、戦時中の日本への強制連行問題の現地調査をしたり、朝鮮半島との交流について研究したりしている『松山・日本コリア協会』(会長・東俊一弁護士)。協会理事で私立高校教諭の尾上守さん(五八)が昨年秋、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)への旅行を計画した際、相談した初中学校の役員から「韓国の学校と交流できないか」と持ちかけられた。

この七月、尾上さんは知人の紹介で広島にいる韓国領事と知り合った。朝鮮学校側から交流の呼びかけがあることを伝え、韓国側の学校探しに協力してくれることになった。

 尾上さんや朝鮮学校の金校長、領事らが松山市内で会い、展覧会の開催を決め、韓国側から慶尚北道青松郡の真宝初等学校(児童約七百人)と真宝女子中学校(生徒約三百人)が作品を寄せてくれることも決まった。

 展覧会は十一月七日から3日間、松山市総合コミュニティーセンターで開く。朝鮮学校では,児童・生徒の出品作の政策を進める。

 また、韓国側での展覧会開催も、具体化に向けて関係者が協議を続けている。来年春ごろの開催を望む声があり,開催に合わせ、朝鮮学校の児童・生徒らが修学旅行を兼ねて現地を訪れる案も浮上している。

 四国朝鮮初級中級学校の金校長は「韓国での絵画展開催は長年の夢だ。実現したら,子どもたちが同じ民族として韓国の子どもたちと触れ合い,何かをつかみ取ってほしい」と話している。