2000年10月 3日 火曜日

 こんなすごい人がいる


   テレビで佐賀のバスジャック事件の犠牲者となった女性・山内さんのインタビュー番組を見た。

 山内さんの顔には口の左端から耳にかけて、あの包丁で切られた傷跡が今も生々しい。左手も不自由なままだそうだ。

アナ「あの少年に対するお気持ちはどんなものでしょうか」

山内「それが、主人には、おまえは馬鹿ではないのか、と言われるのですけど、まったく憎しみのような気持ちは持っていないのです。

とにかくどうしてあのようなことをすることになったのか、それをはっきりさせてやりたいです。それが出来ないで少年法を変えてみても無意味だと思います。」

アナ「でも、もしあの少年が今目の目にいるとすればどうなさいますか」

山内「私はあの少年を抱きしめてやりたいです。あの子を抱きしめて『つらかったやろうね』『どんなにかつらかったやろうね』といってやりたいです。」

私はこの話をカミさんに話そうとしたのだが、後半の部分を話そうとすると涙が噴き出しそうでとうとう話せなかった。それでその部分は二階の書斎からE-mailで送ったのだった。