2000年9月 30日 土曜日

 夢の話


  こんな夢を見た。珍しく、目が覚めるやほぼ内容を確認できたので書きとめておこう。

 学校(職場)から、自転車での帰り道である。ちょっと遠回りをしたら、見知らぬ場所に入りこんだ。地名から地図で確認すると、松山市の南の果てに行きついている。深い森や谷間の多いところだ(実際はこんな場所はない)。

 家まで80kmほど、「1時間もあったらかえれるやろ」「いやそれは無理やな、1時間半はかかるぞ」などとつぶやいて自転車を漕ぎ始める。夢の中の計算はむちゃくちゃだ。車での計算になっている。

 そのうち道は砂利道になり、工事中の砂利道に入り、とうとう山道に入ってしまった。

 道は更に細く険しくなり、とうとう80度ほどの傾斜の杣道を登り始める。私の少し先を40歳くらいの女性が登っている。「この道は松山へいけるんですか」「はい、行けますよ」、どうやらこの変な道でいいらしい。上から降りてくる二人連れの男女もいる。この道を使う人も結構あるようだ。

 登り切ると、道が途切れてフスマ戸の入り口につながっている。フスマを明けると3畳くらいの部屋があるが、誰もいない。左のフスマをあけると、隣に土間に続く10畳ほどの部屋があり、何人かの人が忙しそうに立ち振る舞っている。

 壁に旅芝居のポスターが張ってある。入場料3250円と書いてある。ははあさっきの女性はこれを買いに山道をたどってきたのか。ポスターの座長は相当の美人である。

 隣の部屋はいると、土間を背にしてその座長の女性が端座している。見たことのある女優の顔だ。目の当たりの化粧が特殊で、目の上下を何本かの縦線が走っている。

 横にいた老人が「この座長は昔はほんのちびだったけど今は一流だ。テレビにも出てるよ。」と教えてくれる。

 私は例の如才ない応接で指差しながら座長さんに尋ねる。「あの、松山はこっちですか、こっちですか」。座長さんは気さくに教えてくれる。右側を指して「こっちです」。「あ、どうも。ありがとうございます。」

 土間に下りようとしたら、土間の隅にこぶしの半分くらいの丸い石が並んでいる。その横に、牛乳瓶が2本あって、一方には丸い石が2個、もう一方には1個くっつけてある。あがりがまちのすぐ下にも2本の牛乳瓶が同じような置いてある。

 「ははあ、丸石の数で持ち主を区別できるわけだ」「とすると、1個の方が私の牛乳か…いや、私のがここにあるはずはない」わけのわからないことを考えている。

 「ああそうそう、自転車を持ってこなくちゃ……」

ここで目が覚めた。ほんま、寝てるときの頭の中って不思議やなあ。