2000年 9月10日 日曜日

 おまじない


   朝洗濯物を干すのは忘暮楼の日課である。毎日カミサンの下着を干していると、妙なfetishismには陥らずに済むという利点がある。生徒たちにも母親の下着ぐらい干して上げなさい、と勧めたいくらいである。

 定着した日課ではあるが、それでもたまには、洗濯籠に洗濯物を入れて(あ、ここまではカミサンの仕事なのだ)知らん顔しているカミサンを見て、たまには「自分で」(こういう言い方をしては忘暮楼もまだまだです)やればいいのに、と思うことがある。

 そんなときのおまじないが「さあ、洗濯もの干そう」である。「干さんといかん」といってするのと、「干そう」といってするのでは、ホンマ、干すときの気分に月とスッポン位の違いがある。

 このまじないは結構効き目がある。自分をだましだましの人生だ。