2008年03月17日08:53

●米軍の性暴力、1年間で2700件というショッキングな記事がありました。少し考えて見ましょう。

(まずは性暴力とはどのような暴力なのかを一応見ておきましょう)

性暴力についてのおすすめサイトは同志同志社女子大学嘱託講師新井晋司さんのホームページ
http://homepage3.nifty.com/araishi/sa.htm

特に男性性暴力被害者の問題については次のサイト
http://www.comcarry.net/~genbu/index.html


●報道によれば、米国防総省は2007年米会計年度(06年10月から07年9月まで)の一年間に米兵が起した性暴力事件の年次報告書を発表したんだけど、それが2688件あったというのです。全世界に展開している米軍の兵士たちが一日に7件強、3時間ちょっとで一件の性暴力事件を起しているというのです。つまり米軍指揮官からみるとこれは「事件」とは言っていますが事件と云うより「日常茶飯事」のようなのです。

●これらの性暴力事件総数の約65%(1748件)がレイプだそうです。
(レイプとは何かを知るためのおすすめサイト)
http://www.macska.org/saic/rape.html

2688件の性暴力事件のなかの、加害者の身元が報告された「非匿名事案」だけで2085に上り、そのうち6割の1259件がレイプ事件だったといいます。そのなかで米兵が被害者となったケースが868人もあります。被害者は女性兵士だけではないでしょう。「レイプは性的欲求不満が原因ではない。相手を支配しようとする欲望だ」そうです。兵士が常に相手を暴力で支配する訓練を受けていることと、部隊のなかに性暴力が横行することとの間には密接な関係があるのでしょうね。

●また、レイプは個人的な行為のように思われがちだが、加害者が属する社会がそのような行為を許容する社会であることがこのような行為を助長している、という指摘があります。

実際、米軍社会では、1年間の性暴力事件2688件に関して、軍法会議にかけられた加害者はわずか181人、司法手続きがなされないままで罰則だけで終わった加害者も201件だけだそうです。矢張り日常茶飯事なのですね。

●さて、先の「非匿名事案」のうち被害者が米兵ではないケースが391あったといいます。一般の市民が米兵のレイプの犠牲者になるケースが世界中で一日に一件以上発生しているということです。沖縄の中学生の事件もその一例でした。

よく言われるようにやはり米軍と平和な生活を共存させることなど出来るはずがないのでしょう。