2007年2月26日
海南新聞
明治41年
3月8日~11日

老馬新聞

1908(明治41)年3月8日 

▲日韓交通の諸設備
日韓交通の発達に伴ひ四月一日より関釜連絡船の増加 京釜線の直通列車計画あり 尚ほ聞く処に依れば統監府管理局にては京釜線運転時間を改正して日本内地との連絡を便ならしめ 京城、釜山、平壌、大邱外三ヶ所には鉄道ホテルを建設すべき計画あり 尚ほ下の関山陽ホテルに於いても来る四五年の大博覧会までには増築完備を為す筈なりと

1908(明治41)年3月11日
●伊藤公招待会
▲貴衆両院の伊藤公招待会は今十一日公の出京を俟って確定する都合なるが 多分内定通り十五日を以て挙行すべしと

同日 1908(明治41)年3月11日
●韓国の大公園
仁川日本人民団当局者が多年主張し来りし大公園設置に就いて 鷹峰峴を開鑿して一大公園と為し将来の仁川に供せんとする意見を以て是が設計に着手し 夫より技師担任して調査中なりしが漸く製図を了したり 今設計の概要を挙ぐれば 観測所用地を除き 総坪数二万二千五百坪にして 周囲に縦横に道路を開鑿し 道幅は第一号二間 第二号九尺 第三号二間とし 延長七百三十間 、六百八十間、八百余間に渉り 二十間に三十間の大運動場及大小幾多の運動場 休憩所には各貯水池を設け 飛瀑高く懸りて流れ 土管に依りて貯水池に導き 噴水の装置は天然の風致に幾層の趣を添ゑしめ 梅、桜、桃、楓、藤、銀杏、檜、杉、百日紅、等は天然の松※と相和して四季常時人をして杖を曳かしむることなさん計画にて 桃最も多く其数三万本 桜一万本 本楓五千本等なるが 樹木総数は実に七万本と※せられたり 之に要する費用は一万五千円の予算なるが 這
は政府の負担することとなり居れること故 工事を起すにしても 道路開鑿地均し等の費額約一万円を支出するに於ては 実に韓国第一の大公園を現出するものにして 無論各国居留地 支那居留地とも合同して経営し 韓国政府にては 其一部を以て韓国に産する凡ての樹木を三本宛植ゑ付けて研究資料に供すべきこととなり居れりといふ



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