2000年月19日土曜日   
  森首相の30年前

 森首相は、日本が天皇を中心とした神の国であることを国民に承知していただこうと、「30年」がんばってきた、と発言した。

 30年前といえば森首相がトップ当選で政界入りを果たした頃だが、それはちょうど1969年から1973年までの「靖国神社法案」の波状上程の時期だった。廃案に継ぐ廃案だったが、73年の71特別国会ではついに継続審議、同年の72国会で内閣委員会可決、衆議院本会議可決まで漕ぎつけたが、74年6月、参議院で不成立となった。

 執拗に続けられた「靖国神社法案」も、74年の「ロッキード事件」による田中内閣崩壊、、その後の保革伯仲国会の出現で息の根を止められたかっこうになったのだが、森首相の「30年間」にはこの戦いの悔恨がにじみでていると思う。