2000年4月15日土曜日晴れ   
憲法改正

  改憲派の読売新聞が、憲法改正に関する世論調査結果を発表した。それによると「改憲すべし」とする意見が初めて過半数となったということだ。特に目を引いたのは、日本共産党支持者層でも40%が改憲を支持しているという数字である。また、改憲を是とする意見が一番多かったのは、自民党支持者層ではなく、公明党支持者層であったのも注目に値する。

 読売新聞はわがいを得たりとばかり、憲法問題での政党と政党支持者の乖離を強調していたが、共産党は従来、「憲法の平和的民主的条項の堅持」といった表現で憲法に対処してきた(つまり「非平和的非民主的条項」には手を縛られないということであろう)し、公明党などは憲法改正なしには不可能な「国立戒壇の建立」を党是としていた党であるから、これらの数字はなんの奇もないものかもしれない。

 それで忘暮楼が改憲か非改憲かと問われれば、さあて、どう答えるだろうか。

 本音を言えば、「改憲」である。ざっと言えば、「第1章 天皇」全体を削除して欲しいのである。この願いは切実である。しかし、この願いが国民の大多数の意思とは全く乖離している思いも深い。ゴマメの歯ぎしりといわれればそのとおりなのだ。