2000年03月12日(日曜日) 快晴 不飲酒
諫早湾締切余波


 タイラギ漁で有名な島原・有明町でいただいたタイラギは、実は韓国産だった、と書いた。

 件(くだん)のご主人の話によると、

 「以前は、ここではタイラギはたくさん採れた。捨つるごと多かった。それが採れなくなった。
 ワタリガニも1日一艘で50kgから100kgも採れたのに、いまでは1日10匹位しか採れない。」

 ご主人は、この不漁の原因が、諫早湾の締切にあると言われる。諫早湾にはヨシが一杯生えていた。そこが産卵場所になっていたのだという。そこが閉じられては漁になるはずがない、と言う。

 「諫早湾の締切で起こったのは魚の異変だけではない。野鳥もそうだ。諫早湾で生きていけなくなった野鳥は、有明海のもっと奥へ移動した。そこで今度は新設の佐賀空港が野鳥の飛翔で困っている。」
とは、同行してくれた大村市議をやっている義弟の話である。

 有明海でうまいのは、タイラギ、カニ(ワタリガニ)、イワダコ、イイダコ、タチ(タチウオ)、クチゾコだそうだ。タチは塩分の少ないところが美味いそうで、したがって有明海のタチは良品である。タチの刺身もご馳走になったが、確かにおいしかった。有明のタイラギはすっかり高級品になってしまったようだ。