2000年02月26日(土曜日) 寒い日が続きます 2・26事件の日も雪だった
腐臭漂うたる権力機関


新潟で行方不明の女性が発見された日、新潟県警本部長は同県三川村のひなびた温泉で、なんと県警に対する特別監査にやってきた関東管区警察局長と宴会、深夜までマージャン(マスコミは追及しないけどきっと賭けマージャンですよね)をやっていたという。

 一杯機嫌で本部へ「虚偽発表」を含む指揮を執っていたのだそうだ。

 翌日、県警本部に対策本部が作られたけど、本部長はまだ温泉。ゆっくり朝湯を浴びていたようだ。本部長官舎に帰ってきたのは午後2時過ぎ(これも当初「昼過ぎ」と説明していた。)だったという。

 新しくわかったことを赤字で追加しておく。

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1889年佐藤容疑者が女の子を連れ去ろうとした。強制猥褻未遂事件で逮捕される。
警察の不始末 1県警は佐藤容疑者をコンピューターに登録しなかった。
1990年女の子が行方不明となる。
警察の不始末 2警察は捜査を三条市周辺市町村の範囲に絞った。佐藤容疑者が住所は高速道路で40分ほどの柏崎市。警察はここを捜査対象からはずしていた。
1996年1月容疑者の母親が柏崎署に容疑者が暴れることについて相談した。警察は、本来保管すべきこのときの相談簿を紛失している。
警察の不適切対応 1「署員は事情を十分聞かず『保健所へ行ってくれ』と話した。
2000年
1月28日 午前11時から
午前11時から午後5時まで新潟県警に対する特別監察。中田関東管区警察局長ら15人が実施。
同日
午後
新潟県警本部長、同県上川村に出張、土砂崩れ現場を視察(地図で調べてみると川上村は三川村の隣村。この視察は三川村での関東管区警察局長接待のための口実じゃないのかな?←忘暮楼)上川村・三川村の属する五泉地域は自然環境を利用した休養・保養地帯。湧出する温泉は湯量、湯執ともに最高だそうだ。
同日
午後1時半ごろ
佐藤容疑者の母親(73歳)の要請を受け、柏崎保健所の職員や医師ら計7人が佐藤容疑者を医療保護入院させるために自宅を訪れた。
警察の不適当対応 2保健所職員が「男が暴れて手におえないので警察官3人を応援にきてください」と柏崎署に応援を頼んだものの「人手不足でいけない」「保健署で対応してほしい」「(現場の詳しい状況も聞かないまま)そんなことまで押し付けないでくれ」ととして拒否。
警察の不適切対応 3柏崎署から動静を尋ねる電話があったので「身元のわからない女性がいるので一人でいいからきてほしい。」と求めたが、柏崎署は「保健所で対応してくれ」と応援を断った。
警察のウソ 1 県警「電話で行くことを伝えたが、男がおとなしくなったので必要ないと(保健所側から)言われた」と反論。
このあと病院に運ぶ途中で名前や住所を聞いて、女性が9年2ヶ月前に行方不明になっていた三条市の女性であることが分かった。
やっと警察が出動保健所側は、行方不明女性の発見したと柏崎署に通報、署員が病院に駆けつけた。
4時50分県警本部長、三川村の温泉旅館(朝日は「温泉ホテル」と表現)に向かう車中にあり。旅館に到着直前に「行方不明女性保護」の連絡を受ける。
午後5時50分先に着いていた関東管区警察局長を囲んで県警幹部四、五人でにぎやかに宴会。(と報道されているけれども特別監察には15人の係官が当っているから、客だけで総勢20人くらいじゃないのか。ヤトナさんたちもいるだろうから3,40人のドンチャン騒ぎの大宴会だったのではないか。←忘暮楼)
宴会場へ次々県警から報告宴会中の本部長に県警から被害者の事情聴取メモ、など次々にファックスが送られてくる。7時20分ころお開き。
午後8時半、マージャンを始める県警本部長、関東管区警察局長らマージャンを始める。
警察のウソの準備沢恒夫捜査一課長、「第1発表者に対する配慮」からという理由で、小林本部長と百田治夫刑事部長に事実と異なる発表をすることを説明。実際は、柏崎署の怠慢を隠蔽するための謀議だった。
午後9時ごろ。マージャンしながら虚偽発表を承認。マージャンの最中、県警刑事部長から虚偽の発表をするとの報告を受けこれを承認。このとき発表文、想定問答収も受け取る。
警察のウソ 2
(架空の物語をマスコミに発表)
★( )の中は、この発表で、警察が不始末をごまかすためにカットした部分です。

「午後3時頃、 柏崎市内の病院で(ではなく自宅で)男が暴れているという通報を受けた(が応援を拒否し、その後の、身元不明の女性がいるとの通報も無視し、) 警察官がその病院に駆けつけ(た事実はない。) (保健所が女性が行方不明者であることを確認したとの連絡を受けて、慌てて病院へいった。)女性の指紋を調べ(遅れ馳せながら警察としても)身元を確認した。」 と虚偽発表。

警察の告白長谷川部長、 保健所の応援要請に答えなかった理由について「(保健所から「必要ない」といわれたのではなく)おとなしくなったと聞いて、柏崎署が行く必要はないと(勝手に)判断した」と訂正した。
警察の陳謝「保健所の要請に迅速に対応できなかったことは申し訳なく思っている」と陳謝。
警察のウソ 3虚偽発表の理由を「関係者に問い合わせが殺到するなど、迷惑がかかることをおもんばかった。」「誤解を与える表現で申し訳ない」を釈明。自らの不始末の隠蔽のための協議発表であったことを隠した。
(参考)
サンケイ新聞「産経抄」の指弾
『関係者に迷惑がかかることをおもんばかったのではない、自分たちの怠慢が責められることをおもんばかったのである。「誤解を与えて申しわけない」という釈明があったが、誰が何を誤解するというのか。誤解ではなく、正解されることを隠蔽したのである。』
警察(本部長)のウソ 4県警本部長、取材に対して「虚偽発表を了承したわけではない」と説明
2月20日検察庁、調査チームを派遣警察庁は新潟県警の捜査の問題点や虚偽発表について調べるために同庁幹部で構成する調査チームを派遣。
2月24日、本部長のウソがばれる検察庁検証チームの調査で、本部長が架空の物語を記者発表を了解していたことが判明した。