2000年01月30日(日曜日) 快晴
主調整は「常勤教員」で、微調整は「非常勤教員」で その1 

  

 新田高校の場合、非常勤教員が全教員の三分の一程度を占めている。

 従来、私学における非常勤教員は、生徒数の変動という私学の不可避条件に対応するための教員数調節弁といった理解が支配的であった。いわば、私学における専任率の低さは常勤教員の身分の安定のための必要悪だという認識であった。

 このような理解は「教員数の主調整は非常勤教員で」・「常勤教員数の変更は最後の最後の手段」といった観念であった。

 しかし、本当そうなんだろうか。

 神奈川・平和学園や山口・三田尻高校を持ち出すまでもなく、地元の私立A校においても、勤続10年以上の全教員が退職勧奨の対象となった。応募者が多すぎて教員の不足が生じることになってもかまわない、というのが学校側の腹であった。どうしても教員が足りなければ非常勤教員で微調整しよう、ということである。

 ここでは最終的に、8名の教諭・職員が退職することになった。教諭生活の最後の時期になっていわば「主調整」の犠牲となったわけである。

 次に新田高校の資料でこの件を考えてみたい。

 (この項つづく)

 #本日の記事は事実誤認がありましたので一部削除致しました。