2000年01月27日(木曜日) 寒い寒い
和解

 今治精華高等学校の不当労働行為救済申立てに係る審問が終盤を迎えている。今日は地労委による和解工作が始まった。

 和解は「当事者が互いに譲歩して、その間に存する争いをやめることを約する契約(民法695条)」をいうとあるが、いずこの私学も教育的にも経営的にも難しい局面を迎えているわけで、「争い」は可及的速やかに収拾するのが上策である。

 生徒たちにも少なからず心配の種を播いてしまっているわけで、双方が大人の知恵を出しきって見事和解にこぎつけることができればこの上ない喜びである。

 もちろん、労使対等の近代的労使関係の確立なくしては和解のしようもない。その意味では、組合に対する差別的な懲戒処分攻撃をさらりと水に流すわけにも行くまい。ともかくも、地労委のみなさんの年度内解決をめざす努力を無駄にしない最大限の互譲が求められている。

 「和解」ならぬ「和諧」という専門用語があるそうだ。離婚や離縁の訴訟をしている間によりを戻すことをいうのだそうだ。

 労使関係には「離婚」や「離縁」はありえない。したがって「和諧」はありえない。あるとすればやはり「和解」。労使は、時々に対立することがあっても、結局は一緒に汗をかきあう中なのである。