2000年01月22日(土曜日)
私立高校という産業が存立する前提

  

 今日は今治明徳短大の武田先生からいい話を聞いた。

 短大の経営はある意味で高校より厳しいようだ。高校の場合は、学生数に応じて補助金が下りるのだが、短大場合、学生数がある基準をきるとガクっと補助金が減額される。

 武田先生も、大学の存続のために学内でさまざまな提言をしてきておられるが、それら発想の原点は「人間の学習意欲を汲み取る」という考え方だそうだ。

 忘暮楼はこの言葉を聞いてうなった。私は、私立学校というものは、いわば民立学校で、人々の教育要求に支持されて存在するものだと考えてきた。そういう解釈も間違っているとは思わないが、支持がなくなったら存在できくなる、という結論も含んでいるわけでいささか乱暴な感じもしていた。

 その点で武田先生の「人間(老若男女)の学習意欲があるから私立学校が成り立つのだ」、という考え方は私学のさまざまな可能性を感じさせる力強い発想だと思う。

 私立学校を言う産業は、老若男女の学習意欲がある限り生きつづけていくのであろう。