2001年 12月18日 火曜日

PETボトルに朗報


 

以前取り上げたPETボトルの件。PETボトルはリサイクル技術がまだ確立されていない。だから、PETボトルの扱いは

一番いいのは使わないこと no-use

次にいいのは何回も使うこと re-use

最後に考えるのがリサイクル re-cycle

となる、という話だった。

 実はこれまでも「PETボトルから文房具や繊維をつくるリサイクル(マテリアルリサイクル)」技術は実用化されていたのだが、新しいPETボトルを作ることが出来るほど高純度の原料は回収できていなかった。

 ところが、今日の新聞報道によると、帝人がついに世界ではじめてのPETボトルのリサイクル技術を開発したそうである。帝人はこの技術を使って、2003年10月から、「使用したPETボトル原料にして再びPETボトルを作る完全循環型のリサイクル事業」をはじめるという。

 現在使用済みPETボトルのうちマテリアルリサイクル用に回収されているものは10%にすぎないという。ということはあとの90%は埋め立てられたり焼却されたりしているわけだ。今回の帝人の新技術は、壁にぶつかっていたPETボトル・ゴミ問題に解決に道を開くかもしれない。

 企業の革新性に拍手を送りたい。

新技術のデータ(愛媛新聞12/18)

新事業は徳山事業所(山口県)で展開する。

年間6万トンの回収PETボトルをあつかう

この回収PETボトルを高純度のポリエステル原料に戻し、これから5万トンのPETボトル原料(石油から作るのと同じもの)を製造する。

この方法で500ミリリットルのボトル20億本から、17億本分の原料が得られる。

この製法に必要なエネルギーは、石油からの製法の80%

フル稼働すればコストも変わらない


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