2001年 9月1日 土曜日

身体へのこだわりと思考停止


 夏休みが終わった。

 今年の夏休みはあわただしかった。序盤は中国地方の軍人墓調査、韓国旅行、機中で知り合った元(ウォン)先生の松山ご案内、人間ドック。

 中盤は、歴史教科書採択撤回運動、三瓶での「たきび」の仲間との三十年目の再会。

 終盤に入って8月22日ついに体調を崩し以後ドタキャンとお粥多し。月末人間ドックで再検査を指示された項目について以前お世話になっていた愛媛生協病院城内医師に相談。最悪の事態である。なにしろヘモグロビンA1Cが12!!!、「こんな数字はめったに見られませんよ」と城内先生、糖尿病が進行している。

 更にCEAという数値が異常に高い。これは、肺ガンか大腸ガンの存在を示唆するのだそうだ。大腸カメラ(ロング)で検査してもらうことにした。「検査してガンがあったときはありのままお話したほうがいいですか」「お、おねがいします」、ガンの告知をお願いしておく。

 さらに胃潰瘍の疑いあり、とのこと。胃カメラを飲むことにした。

3年前の二学期とほぼ同様の事態だ。あの時は学期初めに入院というドジを踏んでしまったが、今回はそれはしなくてよいようだ。職場では「長い間お世話になりました。楽しい人生でした」と暗いジョークでご挨拶している。

 そんななかで夏休み中ずーっとやってたのがサンシンの練習(写真)。フリーな日はテレビの前に座って一日サンシンを弾いた。弾きつかれるとテレビを見る。また弾き始める。

 練習を重ねるにつれて左手の指使いが少しずつよくなる。この身体機能の向上というものは思いのほかの快感があって、ついついのめりこんでしまう。このサンシンの稽古が猛烈なカタコリを生み、それが体調をくずす原因ともなった。

 困ったことに、私の場合、体にこだわると思考が停止する傾向があるようだ。大脳が筋肉質になる感じ。「忘暮楼の日記」の内容がおざなりになり、ついに一週間の空白を生んだ事情はここにある。

この写真は「たきび」の仲間、なおみさんの提供


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