2001年 8月13日 月曜日

加戸知事への申入れ 緊急集会での決議


 今日は午前10半から夕刻まで県庁第二別館教育委員会会議室で扶桑社版歴史教科書採択の撤回を教育長に直接要求する集会が続けられた。

午後六時からは教育会館第1会議室で松山・日本コリア協会など4団体が主催する緊急集会が開かれ、当面の取り組みが討議された。会場にはジャスト80人の参加があり、たいそう盛り上がった集会になった。9月14日午後6時から第3回集会を開催することが確認された。集会の最後に以下の決議が採択された。

 

加戸守行 愛媛県知事 殿

 愛媛県教育委員会が県立養護学校等における扶桑社版歴史教科書の採択を公表して以来、県下の市民団体は一昨日8月13日までに4回にわたって教育長との会見を重ねてまいりましたが、これらの会見によって

 1  八種類の中学歴史教科書に目を通していない教育委員が少なくなく、教育長の「始めに扶桑社版あり」の立場に立った強い誘導で採択が決定されたこと

 2  採択協議の過程で

  a 日本国憲法の平和主義・主権在民の原則を顧みないまま審議していること

  b 扶桑社版教科書の虚偽の記述を、検定に合格していることを口実にして無視していること

  c 指導要領の障害児教育項目を検討していないこと

  d 指導要領の歴史項目についてもその一部だけしか適用していないこと

 などの事実があきらかになりました。

 私たちは、このような採択をする教育委員を任命した知事の責任を重視し、次のことを実行されるよう求めます。

 1 加戸知事が任命した教育委員がこのようなずさんな教科書採択をしたことについて、任命権者として県民に謝罪してください

 2 教育委員会の8月8日の教科書採択結果公表にあたって知事は「芙蓉社版の教科書が採択されたことは教育委員会の見識であり高く評価する」との談話を発表しましたが、この発言は教育委員会のずさんな審議を免罪し美化するものですので撤回してください

以上

2001年8月13日

芙蓉社版歴史教科書採択の撤回を求める緊急集会参加者一同
(参加者80名 主催 松山・日本コリア協会、日中友好協会、アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会、愛媛県教組)


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